皆さん、こんにちは。 住まいアドバイザーの宇都宮 隼です。
皆さんは現在、どこにお住まいでしょうか?
東京?つくば?ニューヨーク?インドネシア?
なぜそこに住むことになったのか考えたことありますか。
私なんかは、仕事の都合で茨城県南に転勤してきてその後も転々としましたが一番住みやすい街だったのでつくばを選びました。さらにつくばのどこに住むかとなった時にたくさんの条件を確認をして、今の自分はここにいたい!という場所を選んで住んでおります。
というのも一度は別の場所に家を買いましたが、家族から不満が出てしまい頑張って住宅ローンまで組んだ住まいを手放しましてしまいました(´;ω;`)。私はたまたま運良く予算的に問題無く手放せましたが、大きな買い物だけに普通はそんな簡単に手放せるものではありません。
実際には世界中どこでも住むことはできるかもしれませんが、つくばだけでも広いです。そのつくばでも住む場所が50m違うだけで環境は大きく変わってきます。
そう、住まい探しにおいてどこに住まいを設けるかは非常に大切です。
特に日本で持ち家を探す場合は、買ったらなかなか手放せないと思いますのでその分慎重に考えないといけないです。
どうしてそこに住みたいのか、そこの環境は自分の希望とあっているか、家族との折り合いはどうか…全ての条件は当てはまらないかもしれませんが、まずは全ての希望条件を出してみることをお勧めします。
そして、なるべく条件に合った住まいを手に入れるのが良いです。
・・・というのは建前で、全ての条件が合っていても絶対にやめた方が良い場合があります。
それは、気分が良くない場所です。気分って何だ?っと思うかもしませんが、どんなに条件が良くても何か踏ん切りがつかない、何かもやっとするという場所は考え直したほうが良いと思います。
条件が良くて最高に気分が良くなりそうで、そこで楽しく過ごせるイメージができる場所。そういう場所であればぜひ自分の城として住まいにした方が良いです。
さらに条件が良くなくてもすごい気になる、何かテンションが上がるという場所も候補に入れた方が良いです。これが実は見逃しがちな自分に合った住まいの可能性があります。
大体の人は、自分の住まいで多くの時間を過ごすことになると思います。
様々な条件が良くてもその空間が居心地悪ければ何もする気にならないし、居たくないので住まいとして意味が無くなってしまいます。
逆に条件が良くなくてもその空間にいれば落ち着く、居心地が良いというのであればそちらを優先した方が豊かな気分になれると思います。
先ほど、私の家選びは「たくさんの条件を確認をして」と書きましたがウソです。そこに行くと気分が良くなったからその場所を住まいとしただけです。
もちろん無意識的には条件なども考えていたのかもしれませんが、自分としてはそこに住みたいと思ったから住んだだけです。
お客様にも実際に全然そっちの地域には興味がなく、条件も合ってないと思ってたのに、何気なくふと気になってその場所に行ったらテンションが上がる住まいや土地が見つかった、なんていうことは良くあります。
住まい選びの一つとして、居心地の良さ、そこにいると気分が良いかというのも判断の一つにしてみてください。
以上、現場からお送りいたしました。